足で踏まれる心地良さ
2007-09-05 15:05
ホテル甘露の森に行った時のこと。
ひと通り取材を終えた後、「他、何か面白いものありますか?」
と何気に聞くと、スタッフから「足ふみマッサージ」なるものがあると聞く。
足踏みマッサージ???
一瞬頭には、足ツボマッサージが浮かぶ。
「足ふみってことは、足で踏まれるんですよね?」
「そうですよ」
ううむ・・・頭の中ではプロレスで、コーナーから寝転がっているレスラー目がけて、飛び蹴りをするマッサージの姿を浮かべる。
気持ちいい・・・か?
「それが結構評判でして、冬の間は外国人観光客のリピーターも多かったんですよ」
・ ・・頭の中ではリングで倒れる外国人レスラーの上に、飛び蹴りをするマッサージ師の姿が・・・
プロレスは忘れよう。
「せっかくだから、見ていきませんか?」
スタッフに誘われ、僕は足ふみマッサージとやらの会場まで足を運ぶ。
場所は大浴場隣の大休憩室。
その端の方にマットが敷かれ、マッサージのスペースが。
どこにでもある光景だ。
しかしマッサージは手ではない。足なのだ。
「はじめまして」
スタッフから名刺をもらう。
名刺の肩書きには「足ふみ職人」と書かれている。
足ふみ職人か・・・。
「足ふみマッサージってことは、足でマッサージするんですよね?」
まるでパンは食べ物ですか?と聞くようなバカなことを聞いてしまう。
「はい」
「痛いですか?」
今度は激辛ラーメンは辛いですか?的な質問をしてしまう。
しかし答えは辛くなかった。
「痛くないです。気持ちいですよ」
足ふみ職人城山さんの話によると、足は手の3倍の面積があるので、手で揉むより多く体に刺激を与えることができ、数倍の効果を与えることができるという。
百聞は一見にしかずだ。
足で踏まれてみることにした。
踏まれる
踏まれる
さらに踏まれる
ほんとだ。痛くない。そして肩、腰、足。それぞれに受ける面積が手より広いので、気持ちよさも2倍3倍。
城山さんの足が、僕の肩をギュッギュッと踏みほぐす。
途中からは取材だということを忘れ、足ふみの気持ちよさに酔っている自分がいた。
マッサージを終えしばらくして、城山さんの師匠である神誉正さんがやってきた。
神さんは空手の選手として2003年に世界大会で団体優勝を果たしたスポーツマン。自身ケガが多かったことから、スポーツマンの体をケアできる職業に就きたいと日々研究し、神対処療法研究所を設立。動きを伴った呼吸法で身体の中からも外からも鍛えることができる丹田法を編み出し現在札幌のスポーツジムなどで指導している。
この足ふみマッサージも、スポーツ選手のアフターケアを考える中で生まれたマッサージ。
マッサージというと、「痛くする」=「効いている」という錯覚になることがあるが、そうではない。足の広い面積でほぐし筋肉を緩めることで体をリラックスさせることができるという。
実は名刺交換をすると、神さんとはご近所さんだったことが発覚。
先日神さん宅にお邪魔して、足ふみや丹田法などいろんな話を聞いちゃいました。
「あしふみ」は神さんが編み出した北海道発の新たなマッサージ。
いまは城山さんをはじめ約40名の弟子が全道各地で足ふみマッサージを広めている。
ほとんど営業をすることもなく、足ふみを始めてわずか二年でそこまで広がったというのは、それだけ効果があるということだろう。
近い将来、日本中のどこででも「足ふみマッサージ」の文字を見かける日が来るかもしれない。
この気持ちよさは、体験した人にしかわからない。
足ふみ。
オススメです。
神さん(右)と弟子の城山さん
ホテル甘露の森
住所:ニセコ町字ニセコ415-19
℡:0136-58-3107







