初夏のニセコをぶらり sono3
2007-07-06 19:27
ニセコ山の家の温泉へ行くことにした。
浴室に入ると、丁度工事が終わったばかりの真新しい露天風呂があった。
露天風呂に入ると、床はまだツルツルだ。

すでに数人が温泉に浸かっている。露天風呂の奥の庭はまだ工事が終わっていないようで
ショベルカーが置いてある。完成したときにはいい景色になるだろう。
温泉の泉質が濃いので、金属類を付けて入るとすぐ錆びてしまうらしい。
体には良さそうだ。
温泉を出た後、ニセコ駅近くのラーメン屋さん「古壺」へ行った。
ちょうどニセコ駅から坂道を登る途中、駅から徒歩5分くらいだろうか。
さっそく、とんこつスープのラーメンを頼んだ。
スープは、豚骨とチキンスープの2種類が選べる。

とんこつベースのしょう油ラーメンが運ばれてきた。
とんこつスープが深い味わいで美味しい。麺は、札幌ラーメンとは違い、
ストレート麺に近い感じ、つるつるというよりも蕎麦の麺の質感に近い感じだ。
珍しいのは、細く刻んだ昆布が入っていること。
五色温泉のラーメンもわかめが入っていたが、ニセコでは、昆布、わかめが入るののかなぁ。
お店を出たあと、ニセコ駅を通り過ぎて、尻別川の方へ向かった。
ちょうど有島記念館へ向かう道だ。

この辺りは、大きな尻別川の川の流れが左手に見える。
ニセコは本当にキレイな水に恵まれていると思う。
道を歩いていると、なんだかとても懐かしい風景に出会ったように感じる。

有島武郎の過ごした大正時代もこんな風景だったのかもしれない。
舗装されていない脇道や、線路を見ていると、ふとそう思う。

このまま先に進むと、小説に出てきた「親子の坂」がある。
いつも通り過ぎていたが、初夏のこの季節、気持ちが良いので登ってみることにした。

緑に囲まれたそれほど道幅の広くない坂を登る。
坂の入口には、有島武郎の看板がある。

実際に登ってみると、かなり急な坂だ。もちろん舗装されていない土の坂だ。
ところどころ水分を含んでいるので、気を付けないと滑って転んでしまう。

有島武郎は、実際にこの坂を家までの近道として利用していたそうだ。
同じ坂を登っていると、きっと有島武郎も、一度はこの坂で転んだに違いないと思う。

登りだして8分程度、ようやく坂の上にたどり着く。
登っている時は、坂の上はどんな景色なのか想像を駆り立てられるのだ。
坂がきつければ、きついほどそう思う。
想像では、下り坂を想像していたのだが、実際は違った。
広い大地に畑が広がっていた。
この風景も昔と変わっていないのだろう。

道の脇にある草花が懐かしく、北海道の夏の風景、子どもの頃を思い出す。
有島記念館は、もうすぐだ。







