地元の人も教えたくない、倶知安のおいしい焼鳥(後編)
2006-12-01 10:20
ニセコエリアでおいしい焼鳥店と、町民から多くの声をもらったやきとり太郎。「そこまで評判なら是非取材を」と電話帳で見つけたやきとり太郎の番号へ電話をした(ここまで前回)。
みぞ「北海道ウォーカーですが、取材をお願いしたいのですが・・・」
店主「取材?うちはいいよ、他あたって」
みぞ「地元の方からもやきとり太郎がおいしいという声をたくさんいただきまして、是非取材させて欲しいんです」
店主「うちは雑誌に載る店じゃないから」
みぞ「そこを何とか」
みたいな問答をすること15分。
「じゃあ、ちょっとだけだぞ」とようやく取材許可をもらった。
後日約束通りの時間に訪れた我々(ライター&カメラマン)に店主は「何しにきたの?」と冷たい言葉。
「いえ、あの・・・この前電話した取材の・・・」
しどろもどろに話す私に、「ああ、本当に来たんだ」と無愛想顔の店主。
「焼鳥作ればいいんだよね。写真撮ったらとっとと帰ってな」
ものすごい無愛想な店主に来て失敗したなと内心思っていたが、これは店主の照れ隠しだったことが、取材をしていくうちに段々わかってきた。
みぞ「お店のこだわりは?」
店主「特に・・・」
みぞ「地元のお客さんが雑誌に載ったら、客が増えるから載せないでって言われました」
店主「そんなにお客さん来るわけないよ・・・」
撮影のために作ってくれたのは、定番のブタ1本120円。自家製のタレは香ばしく、大きめの肉いっぱいにタレのおいしさが広がる。
店主「うちは材質の固い炭を使って強火で焼き上げるんだ」
強火で焼き上げることによって、生臭さが消えたお肉は、ジューシーでマイルド。取材中なので口が裂けてもいえなかったが、生ビールをクイッと飲みたい気分になった。
取材終了後、これも食べなよと、トリと白モツも焼いてくれた店主。
店主「何軒載るの?8軒?じゃあ、うちははじっこに小さく載せておいてよ」
と控えめに話す店主。焼き鳥の味はもちろんだが、店主の人柄もこの店の人気の理由なのだろうと感じた。

やきとり太郎
住所:倶知安町北4東4
TEL:0136-22-5733
営業時間:17:00~23:00
定休日:日曜







