内田けんじ監督の「アフタースクール」にニヤリ☆
2008-04-11 19:33

内田けんじ監督の3年ぶり2作目となる新作「アフタースクール」を試写室で観てきました。
デビュー作の「運命じゃない人」(2004)は、フツーのサラリーマン(と彼に絡む人々)の奇妙な1日を複数視点で描いたハート・ウォーミングなサスペンスで、しかもカンヌで4冠を獲っています(未見の方は是非)。
今回も、(よい意味で)目まぐるしいストーリー展開にきっとニヤリとしますよ。
この人のストーリーテリングで見事なのは、その緻密な設定に基づく状況を“笑い”に転化させるところ。
探偵、大金、ギャング[日本だからヤクザ]、ファム・ファタルなど、通常のノワール的設定をポップにし、しまいにはハートフルにしてしまうんです。
今作では、複数視点の描写は要所要所でドカンと発揮されるものの、前作よりは影を潜めています。
しかしその一方で、物語が進むに連れ丹念に積み上げられた状況がスコーンと変わる、いわゆるどんでん返しが待っています。
しかも、キャスティングが絶妙すぎるほどぴったり。
大泉洋をはじめ、佐々木蔵之介、堺雅人、常盤貴子、田畑智子らが出演しているんだけど、役柄にハマリまくってます。
なにしろ、キャスティングの肝が、「よい人にも悪い人にも見える顔」だったらしいから。
まさに2転3転する脚本を活かすキャスティングに拍手!
先を読もうとすると割と頭を使うので、元気なときに観たほうがいいかも。
事前情報(ストーリー)は知らなくて結構。是非映画館で味わってみてください。
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■「アフタースクール」
5月24日(土)より、渋谷シネクイントほか全国ロードショー
(c)2008「アフタースクール」製作委員会
公式サイト









