現代版ビバヒル「The OC オー・シー」のツボ
2007-10-02 23:20

ディラン&キャサリン(なだぎ武&友近)のコントがなんだか頬笑ましい。
海外ドラマの日本語吹替をパロった、大袈裟で独特の口調とジョーク。
キャサリンは架空キャラだけど、ディランはご存知「ビバリーヒルズ高校白書」シリーズ(1990~2000)のキャラ。このシリーズを知ってる人なら、ディラン&キャサリンの笑いのツボに、より深く入るはず。
この「ビバヒル」の現代版とも言えるドラマがあります。
その名は「The OC オー・シー」。
(OCとは、オレンジ・カウンティの略。カリフォルニア州オレンジ郡)
もうすでにDVDは世に出ているので、チェックしている方も多いでしょう(東京では本日10/2深夜からテレビで始まりますね)。
このシリーズ、ディラン&キャサリン同様、「ビバヒル」を観た人のほうが楽しめるような気がします。
作品のテーマ曲を聴くと全体像がなんとなくわかると思います。
80年代の陽気さが抜けきらないテーマ曲が象徴する「ビバヒル」とは対照的に、
「The OC オー・シー」では、アコギ・サウンドのイントロで始まる、憂いのある感じのテーマ曲です。
これは主人公の性格が投影されていると言えるでしょう。
「ビバヒル」では、ミネソタから引っ越してきた比較的平和な家庭を持ち、口が達者なブランドン(ジェーソン・プリーストリー)。
一方、「The OC オー・シー」では、家庭環境に恵まれておらず、口数が少ないライアン(ベンジャミン・マッケンジー)。
ライアンは、ブランドンと違い、憂いのある感じをにじませています(ベンジャミン・マッケンジーは、若いラッセル・クロウとも言われてるらしい)。
彼が悪の道に入りそうになるのを、弁護士のコーエン(ピーター・ギャラガー)に助けられるところから物語が始まります。
主人公の鬱屈した過去が、作品をよい方向に効いています。
様々な事件が起きたり、ご都合主義の部分は否めないんだけど、そこはドラマならでは――と流すとして、
それらの事件のたびに、
「ああ、ビバヒルではあんな事件あったな」とか
「この人物は、ビバヒルならあのキャラ」とか
がいちいち思い出される。
似ているのか、それとも「ビバヒル」の印象が強いのか。
「ビバヒル」シリーズが長く続いた分、単純には比べられないけど、
観比べて、どっちが好きかを駄弁ってみるのも面白いかも。
そして、「ああ、大人になったなぁ」と呟く自分がいたりいなかったり。

■「The OC オー・シー」<ファースト・シーズン>
発売日:2007/03/23
(c) 2007 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
公式サイト
セカンド・シーズンも待機中。









