女の痛みがわかる男、松尾スズキ
2007-10-09 20:01

待望の松尾スズキ監督作「クワイエットルームにようこそ」が
いよいよ10月20日(土)に公開されます。
本作は2006年第134回芥川賞にノミネートされた
松尾スズキ自身による同名小説の映画化。
ある日、目が覚めると女性だけの閉鎖病棟に隔離されていた
フリーライターの明日香(内田有紀)の14日間の
病棟生活(=再生生活)を描いた物語です。
この閉鎖病棟には、主人公の明日香をはじめ、
拒食症や過食症の患者や徹底的なルールで
患者を縛り付ける冷酷なナースなど、
様々な問題を抱えた女性が登場するのだが、
どの登場人物もとてもリアルで同じ女性としてゾッとします。
一見、どこにでもいそうな女性にみえ、
本人も何も問題もないと思っている明日香が、
なぜ閉鎖病棟に入っているのか、
どんな問題を抱えているのか、
自分自身を見つめなおし、
自分を受け入れることで問題が発覚していく様は
本当に人事とは言えません。
誰にでも起こり得るという事実を目の当たりにし、
自分の危うさや、異常と正常の境界線の不確かさを実感させられます。
そして、こんなにも女という生き物、
女が持つ痛みをわかっている
松尾スズキという男に尊敬の念を抱きました。
こんな男の存在は女にとってとても貴重。
こんな男がいるから女は頑張っていけるんだなぁと思いました。
女性はもちろん、男性にもぜひ観てほしい作品です。
今、MovieWalkerでは「クワイエットルーム~」心理テストを実施中。
質問に答えると、どのキャラに近いがわかります。
かなり当たるのでぜひトライしてみてください!
そんな私は“コモノ・タイプの虚言症予備軍”でした・・・
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■「クワイエットルームにようこそ」
10月20日(土)より、シネマライズほか全国公開
>>公式サイト
(C)2007『クワイエットルームにようこそ』フィルムパートナーズ









