映画を観る視点とマイナー番組「建築の世紀」
2007-03-23 13:25
普段とは少し違った話題を――。
皆さんは映画を観るとき、どのくらい「空間」を意識していますか?
もし、映画鑑賞の際、「空間」という視点を意識していないならば、次回に映画を観るときから意識してみることをオススメします。この「空間」という視点をうまく取り入れることができたなら、あなたの映画ライフはきっと激変します。
この「空間」の表現は、映画のみならず、「建築」にもまた当てはまります。「建築」、特に空間表現を知ることは、映画を理解するのに非常に役に立ちます。
東京MXテレビ「建築の世紀 モダン東京のおもかげ」は、空間芸術でもある「建築」の秘めた魅力を紹介するテレビ番組です。
15分の番組中、東京の有名建築物2件が登場し、建築様式や歴史、佇まい、その建築物の価値、アクセス等を解説してくれます。どことなくNHK教育を彷彿とさせる番組作りです。東京MXテレビの公式サイトに当番組の専用ページがないことからも、メインとなる番組ではないことが察せられます・・・
うーん、地味です。マイナー番組です。誰が観るんでしょうか?(焦)
(このブログに書いてよかったのでしょうか・・・もしかして、エンドロール後しばらく立ち上がれなかった「バベル」の試写室レポートのほうがよかったでしょうか・・・)
いやいや、日の当たらなそうな番組にスポットを当てねば(義務感)。
――改めて。
この番組は、建築物のイメージビデオみたいな感じです。建築物を綺麗に、そして効率よく見せる、割と落ち着いた構図を制作者は心掛けていると思います。
よくよく観ていると、レールとクレーンを使って、狭い箇所から広い場所へ抜けるように撮ってたり、トラックしながらパンで振って空間を隈無く見せたりと、「おっ、これはっ」と思わせるカメラワークがときどきあります。
趣のある重要建築物が対象なだけに、安っぽいセットを立て込んだ変なドラマを見ているよりよっぽど面白いです。
対象が“人”ではないので、自然と「空間」に目が行くのです。
“建築萌え”を一度でも感じたことのある人ならば、興味深く観ることができると思います。
時間のあるときにでも、チャンネルを合わせてみては。
●東京MXテレビ「建築の世紀 モダン東京のおもかげ」
(木)23:45~24:00
http://www.mxtv.co.jp/
※東京以外の方は視聴できないかも・・・関西テレビ、テレビ岩手では放送しているようです。
※残念ながら、「万人にオススメ」というわけではありません。わかる人のみわかるよねって感じですので悪しからず。









