周防監督作「それボク」を観て裁判を傍聴したくなった!
2007-01-17 20:22

いよいよ今週末から公開される「それでもボクはやってない」。
巷では「それボク」と略すそうなので、以下「それボク」で参ります。
そう、ご存知「Shall we ダンス?」('96)の周防正行監督が、11年ぶりに放つ最新作ですよん。
この監督、撮る映画すべてハズレなし!
坊さんの生態を語った「ファンシイダンス」('89)、どすこい学生相撲を描いた「シコふんじゃった。」('91)、そして観たおばちゃんたちがこぞって社交ダンスを習いに行った!?「Shall we ダンス?」。すべて「そう来ましたかっ!」と意表を突く素材を、きっちりとエンタテインメントに仕上げてる。そこがニクいんですよねー。
でも、周防監督、毎回ネタがマニアックで、しかも自分で脚本を書くので、取材期間が相当かかるわけです。しかも最新作「それボク」は小難しそうな法廷モノ、特に根が深そうな冤罪ネタ! 4年前に題材を決め、どうやら取材だけで3年を費やし、そっから脚本作りに入ったというから「お疲れさんですっ」と言うしかないっすね。
そんな綿密な取材内容が盛り込まれた「それボク」だから、弁護士さんもびっくりでした。マジマジ! だって、私、弁護士さんを招いた試写会で、先生方といっしょに映画を拝見したんですもん。「超リアルです!」と感嘆されてて、そっちの方がたまげました。
●「それボク」試写会イベント・レポをチェック!
言わずもがな、仕上がりは素晴らしいのですが、何がすごいって、映画を観終わった後、「裁判を傍聴してみよっかな」と本気で思った自分がいたことです。「オフの日とかに行ってみようかな」などと、このパープリンな私に思わせたところです。周防監督、すごっ!
で、もっと言いますと、「Shall we ダンス?」の公開時も、映画をでっかいスクリーンで観た時、なんだか気づくとステップを踏みそうに、いや、踏んでた自分がいたことです。 踏ませたんですよ、監督が。
残念ながら、ギアさまのハリウッド版リメイク作品を観た時はそうじゃなかったんですよねー。
ついでにもう1個、周防監督のエピソードで忘れられない“プチ事件”がひとつ。
当時、かけだしの編集者だった頃(10年前ですもんね……)、「Shall we ダンス?」で周防監督にインタビューをさせていただく機会を得たんです。
で、監督を前にして取材を始めようとした瞬間、突如、監督からカメラを向けられ、パシャッ(激写!)。「え!?」。もちろん、ハトが豆鉄砲をくらったみたいなリアクションを返したわけですよ。で、監督ったら「僕、取材をしてくれる方を撮ってるんです」と不敵な笑みを浮かべられて……。ほんと、なかなか、くえないお方ですっ。
ということで熱く語ってしまいましたが、何が言いたいかってえと、とにかく週末は「それボク」ってことです。ぜひみなさん、映画館でチェキってくださいね~!










この記事へのコメント
どこに知らせればいいのか、わからなかったので、こちらに書かせていただきます。
「それでもボクはやってない」の加瀬亮さんのインタビューを見ました。加瀬さんのプロフィールに「哀しい予感」の演出者が蜷川幸雄となっていましたが、塚本晋也さんです。
投稿者: 匿名 | 2007年01月24日 14:29
すみません! 担当者に言ってすぐチェンジします!
投稿者: MovieWalker編集者 | 2007年01月30日 12:32
都合がつかなくてまだ見てなかった「それボク」。今週までの上映と聞いてあわてて見てきました!想像以上に考えさせられる映画で、山ちゃんと同じく裁判を傍聴してみたくなりました。
投稿者: エムエム | 2007年02月06日 22:36
リニューアルされて使い勝手が悪くなりました。
タイトルの50音順検索が全国に一本化され、しかも漏れがあります。
例えば、「memo」や「パークアンドラブホテル」は7月2日現在大阪でも上映されているのに、あがってきません。
地区別で漏れのない50音検索の復活を望みます。
投稿者: M田 | 2008年07月03日 01:41
本当に使い勝手が悪くなりました。利用者にストレスを与えようという方針ですか?
それとももう利用するなということか。
投稿者: 以前の愛用者 | 2008年07月13日 02:49