「アヒルと鴨のコインロッカー」の伊坂幸太郎原作×中村義洋監督コンビ再び!
2008-06-13 15:57

写真左から・中村監督、伊藤淳史、高良健吾、渋川清彦、大川内利充
2007年度邦画ベスト1は、大好きな伊坂幸太郎の小説を、実に巧みに斬新に繊細に、そして感動的に映画化した「アヒルと鴨のコインロッカー」だった。
メガホンをとったのは、同作品で大ブレイクし、「チーム・バチスタの栄光」のメガホンに大抜擢された中村義洋監督。
前にも書いたかもしれないが、このふたり、互いにすごく“両思い”で“鬼アツイ”関係にあると思う。
伊坂氏といえば、あくまで温度が低くてクールな語調で物語を淡々と進めながらも、最終的にはすごく熱くて深いメッセージに落としこむという巧妙なストーリー・テラーだ。
これを、普通に映画化しちゃうと、正直どこか鼻につくんだけど、「アヒルと鴨~」でいえば、原作の素材の良さを殺すことなく、きちんと味わい深い映画に仕上げてあったんだよね。
気づけば、次から次へと映像化されてるけど、私的には、過去作を含め、「アヒルと鴨~」ほど、成功してると思える作品はないんだな、これが。
だから、どうしても、このふたりの再タッグ作「フィッシュストーリー」に期待しちゃうわけ。
時代設定は1975年。泣かず飛ばずの売れないロック・バンドが歌った最後の1曲が、時空を超えて、それぞれの時代に生きる人々に届いていく、という壮大なストーリーだ。
ということで、前置きが長すぎるっちゅうに。。。って感じだけど、ここで「フィッシュストーリー」の撮影現場コメントでのコメントを紹介しておきやーす。
●「フィッシュストーリー」の撮影現場コメント
バンド名:逆鱗(げきりん)
バンドのリーダー、ベース繁樹役:伊藤淳史
ボーカル五郎役:高良健吾
ドラムの鉄矢役:渋川清彦
ギターの亮二役:大川内利充
―監督にキャスティングのポイントを、そしてキャストの皆さんには、楽器の経験があったかということと、今日に至るまでの準備、意気込み等を教えていただけますか。
中村監督「キャスティングはこの時代だけではないのですが、この時代に関して言うと、ベースの伊藤くんとボーカルの高良くんがまず決まりました。二人とも経験はほとんどないとのことだったのですが、伊藤くんは高校のときにギターをやっていたので、今回はパンクなのでベースでも大丈夫だろうと。あとの2人(渋川さん、大川内さん)はがっかりできたほうがいいのではないかと言うことで選びました。4人のバランスは第一に考えましたね。決まってからも、このメンバーにあわせ、さらに設定を変えたりもしています。。」
伊藤淳史「最初お話を頂いて、台本を読んだらすごく面白い話だったので、ぜひやりたいなと思いました。ギターは、高校の頃に趣味程度で友達とバンドを組んでいたくらいで、ベースも初めてだったんです。今日から練習してくださいって渡されたときに始めて手に持ったのですが、あたりまえですが弦の太さは違うし本数も違うし、これは大変だと思いました。プロの先生についていただいて、ゼロからのスタートでした。皆さんに助けられて何とかここまでくることができました」
渋川清彦「自分は、ドラムはずっと長くやってたんですが、いざ真剣にやってみたら、いかに難しいかが良く分かりました。、自分の癖が今までついていたから、その10年ぐらいの垢みたいなのが取れなくて本当に難しかったです。改めて、できてよかったです」
高良健吾「人前で歌うのがとても恥ずかしかったです。でも、この四人でやっているときる気がすごくするというか。二ヶ月近くずっと練習して、その後飲みに行ったりして、すごく深い仲になったんです。この4人でいると本当に何でもできるんじゃないかって言う気になれるぐらい、深い、なんかそんな感じで(笑)。素敵なバンドメンバーだな、素敵な4人だなと思います」
大川内利充「僕はバンドを実際やってるんですが、このメンツでも普通のバンドみたいにスタジオに入って、ほんと楽しくて、雰囲気もいいのですごく楽しくやらせていただいています」
■「フィッシュストーリー」は6月下旬クランクアップ予定、劇場公開は2009年予定 ショウゲート配給


























