昨日、大丸神戸店のくじゃくサロン10階で「パティシエコラボスイーツ教室」が行われました。名だたる3名のシェフが、本誌23号で募集し、当選された20名と、同じく大丸神戸店からの20名、計40名を前に実際にスイーツを作る教室です。
3名のシェフは
「パティスリー リッチフィールド」の福原光男シェフ
「パティスリー ナチュール シロモト」の城本智和シェフ
「パティシエ エス コヤマ」の小山進シェフ
です。
最初にシェフ3名の紹介&漫談(この辺の詳細は発売中の本誌24号を参照して下さい)です。前日にトークショーが行われたのですが、これもまた大変興味深く、面白かったです。次回、シェフお三方のコラボイベントがあったら、是非参加してみて下さい。その面白さが実感できますよ。
まずはトップバッターは兄貴格の福原シェフです。
「フィナンシェ」を作ってくれました。シェフから「フィナンシェ」の名前の由来や、どんなお菓子なのかの簡単な説明があって、すぐに調理にかかります。ちなみに「フィナンシェ」はその言葉の響きからも分かると思いますが、フランス語「financier」です。だいたいのお菓子の名前はフランス語が多いですね。「資本家」等の意味で、金塊に見たてた長方の型に流しこんで焼くことが多いのでこの名前が付きました。

福原シェフの調理中も、横から小山シェフ&城本シェフの突っ込みが入ります。この辺の掛け合いもまさに絶妙で会場は笑いに包まれていました。
二番手は次男の城本シェフの登場です。
「クレープ シュゼット」を作ってくれました。「クレープ シュゼット」と言えばアンリ・シャルパンティエですね。城本シェフのお店は京田辺ですが、長らく神戸におられ、アンリ出身なのです。若い頃はこのクレープを1日に何千枚と焼いていたそうです。ちなみにシュゼットというのは人の名前です。


城本シェフは結構無口な方なので、その分、小山シェフのフォローが入ります(笑)。この間、福原シェフはバックに引きこんで、フィナンシェをオーブンで焼き上げる作業に入っています。参加者からの質問に的確なアドバイスを返す城本シェフ&小山シェフ!さすがですね。
出来上がったばかりの「クレープ シュゼット」は、すぐにお皿に盛り付けられ、参加者に配られました。暖かいクレープにオレンジソースがかけられ本当に美味しそう!

小山シェフが最後に登場です。
「ギモーブ パッション」を作ってくれました。ギモーブもフランス語「guimauve」で、英語では「marshmallow」、マシュマロになります。厳密に言うと、ギモーブとマシュマロはイコールではないようですが(→ギモーブは卵白を使わないが、マシュマロは卵白を使う)、その辺はさておき。

見事に並ぶ艶やかなギモーブたち。形も大きさも均一で美しいですね。会場からはその手際の素早さと美しさに歓声が上がっていました。

出来上がった小山シェフの「ギモーブ パッション」と一緒に、焼き上がったばかりの福原シェフの「フィナンシェ」が配られました。同時にコーヒーか紅茶も出されて至極のティータイムとなりました。

最後には参加者との記念撮影もあり、予定より30分オーバーして盛況のうちに終了しました。
福原シェフ&城本シェフ&小山シェフ、お疲れ様でした!
では、シェフが作られたレシピを参考までに書いておきます。
●フィナンシェ(9個分)
無塩バター・・・・・・・・・・43g
発酵バター・・・・・・・・・・43g
転化糖・・・・・・・・・・・・・10g
卵白・・・・・・・・・・・・・・・86g
粉糖・・・・・・・・・・・・・・・67g
薄力粉・・・・・・・・・・・・・22g
アーモンドプードル・・・・43g
●クレープ シュゼット(10枚分)
----クレープ皮----
薄力粉・・・・・・・・・・・・・18g
強力粉・・・・・・・・・・・・・29g
グラニュー糖・・・・・・・・15g
全卵・・・・・・・・・・・・・・・75g
牛乳・・・・・・・・・・・・・・・167g
----オレンジジュース----
オレンジジュース・・・・・100g
オレンジ果汁・・・・・・・・100g(2個分)
角砂糖・・・・・・・・・・・・・5個
オレンジ・・・・・・・・・・・・2個
グランマルニエ・・・・・・20g
●ギモーブ パッション
グラニュー糖・・・・・・・・・・・・・・・200g
パッションフルーツピューレ・・・133g
転化糖1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66g
転化糖2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42g
板ゼラチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・2g
----仕上げ----
粉糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100g
コーンスターチ・・・・・・・・・・・・・・50g