
↑昨年の<松田優作映画祭>のトークショーより。
右から上田晋也さん(くりいむしちゅー)、リリー・フランキーさん、江崎
松田優作氏が亡くなって、17年。
待ちに待った、初めての特典映像&音声解説付のDVDが、11/17に発売されます。
松田優作直撃世代の我々としては、文句無く「買うべきDVD」です。
「ブラック・レイン」については、公開から17年間、未だに、
裏話も含めて、「まだまだ語られ足りない映画」という飢餓感がずーっとありました。
このDVDの全特典を見終わっても完全に満ち足りることはないとは思いますが、
ひとつの区切りにはなるかと思います。
昨夜(松田優作氏の命日)、17年ぶりにスクリーンで
「ブラック・レイン デジタル・リマスター版」(本編)を見ました。
(「HDカムSR」の素材をDLP上映した、ユナイテッド・シネマ豊洲10番スクリーンの
高さ9.3m×幅22.2mシネマスコープ・サイズでの映写も、美しかったです)
助演ながら、出演場面の演技は、すべて完璧に研ぎ澄まされていました。
スタント無しのバイクのチェイス・シーンも含めて、
過去の出演作での経験・演技がすべて積み上がって、
各場面の個々の演技が存在していて、
ハリウッドへのすばらしい「名刺」として成立しています。
「『太陽にほえろ!』(1973年デビュー)から16年間、見続けてきて、よかった。
今までのすべての演技は、この演技への見事な『伏線』だった。
さあ、これから世界中の映画で松田優作が活躍する姿が見られる!」という
1989年の公開初日に映画館(新宿アカデミー?)で感じた高揚感を
改めて思い出しました。
長いエンド・クレジット・ロールを見ながら、
多数参加している日本人キャスト&スタッフ全員に
撮影エピソードを語って欲しい気分でした。
33歳(当時)の國村隼さんが佐藤(優作の役)の一味の役で出ていたことも
初めて知りました。
松田優作さんをリアルタイムで見続けてきた16年間よりも
松田優作さんを失った時間の方が長くなってしまいました。
生き続ける、我々凡人が「優作さんの人生」に学ぶことは
「常に、貪欲であり続けること」。
自分なりに消化していきたいものです。
●昨年のMovieWalker「松田優作特集」内での紹介文
松田優作作品を振り返る意味での最大の魅力は、松田優作の「演技者としての進化のドキュメント」をたどる事ができること。「探偵物語」(TV)も「家族ゲーム」も「ブラック・レイン」も突然完成した演技ではなく、デビュー当時から一貫して、ひとつひとつの役柄に対して、真摯であるために、段々と研ぎ澄まされていった結果の産物であるのだ。これだけ、短期間に「進化」した俳優は、日本映画史上、稀である。一作毎の作品の完成度がどうであれ、すべての映画・テレビドラマの演技が、すべて繋がっていると考えながら、再見すれば、多くの発見がある。優作作品は一作も無駄がない。(MovieWalker編集長・江崎毅)
●MovieWalker「松田優作特集」(2005)
http://www.walkerplus.com/movie/special/yusaku/
※松田美由紀、丸山昇一のインタビュー含む。
※MovieWalker江崎が選ぶ、松田優作ベスト4(出演映画&TV40作品紹介)
http://www.walkerplus.com/movie/special/yusaku/histry.html
●MovieWalkerレポート「松田優作映画祭 トークショー」(2005年11月1日)
http://www.walkerplus.com/movie/report/report4127.html
●「ブラック・レイン」 デジタル・リマスター版
ジャパン・スペシャル・コレクターズ・エディション
特典映像の内容
↓
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11/17「ブラック・レイン」特別版DVD発売" »